惜しまれつつ（サナンド長野）

昨年12月の15日に、ある電車が引退しました。

長野電鉄の３５００系という車両ですが、これは元々東京メトロの日比谷線の車両が長野に来て現役を続けていたものです。日比谷線は東急東横線や東武伊勢崎線などとも乗り入れしていましたので、たくさんの方に親しまれていました。

日比谷線開業当時からの車両が東京での仕事を終えて、長野で第２のキャリアを過ごしていましたが、このたびその役目も終えて完全に引退することになりました。

長野電鉄で走ることになってからは、銀色の車体に赤い帯が塗装されていましたが、今回の引退セレモニーでは、元の銀色の車体に戻してラストランを行いました。

全国の鉄道ファンが長野に集まり、最後に走る姿を目に焼き付けて別れを惜しんでいました。

東京と長野、不思議な縁でつながっていたんですね。

当店「サナンド」も、東京（新宿本店）と長野にお店があります。

東京のお店と長野のお店の両方にお越しいただいているお客様もいらっしゃいます。

２つのサナンドを今後もどうかよろしくお願いいたします。